正午に出かけたマロンとの公園散歩もひととおり終わり、ベンチでマロンの手足を拭いていた時の事でした。
なんだか賑やかな鳥の声が遠くから聴こえてきます。でも周囲に多い小鳥の声ではなく、以前に冬の琵琶湖湖湖北で賑やかに鳴いていた白鳥のような声?
「何処?」と空を見上げるとかなり高い位置を、きれいに並んで飛ぶ大型の鳥の群れが!
声に聞き覚えがある事や、首が長い鳥に見えたので「白鳥?』と思いましたが、調べてみると白鳥の群れはこの地域にはいないみたいで、どうやら越冬地鹿児島県出水市を朝飛び立ったマナヅルが北上し大陸へ向かう途中なのではないかというのが正しそうな感じです。
マナヅルの北帰行のルートが長崎県内に多く、渡りは2月中旬~下旬頃と一致します。V字編隊を組み、大声で鳴きながら飛ぶという特徴もズバリな感じですね。
『佐世保市上空の通過時間はおおむね13時~15時頃に多く観察されます。・・・』という情報も一致してます。
あの速さだと夕方には経由地韓国に到着でしょうね。その後繁殖地であるシベリア・中国東北部へ帰って行くようです。