本来は、マロンと一緒に行くのが目的でしたが叶いませんでした。
場所は平戸です。朱塗りの吊り橋「平戸大橋」を渡り、多くのクルマが平戸市街地方面へ向かうところを、左折し島の南部方面へ向かいます。国道を数分走ると、今度は右側の脇道へ外れて、ひたすら続く坂道を登り続けます。
幾つか交差する道を、右へ左へとナビに従って走ると、周りの木々が無くなり視界がパッと開けました。ここでナビが、目的地周辺へ到着した事を知らせてくれました。
西海国立公園の平戸エリア川内峠(カワチトウゲ)です。四季それぞれに広大な草原風景を体感できるようですが、個人的には、冬に野焼きが行われた跡に若草が芽吹き、更に新緑が伸び始めた頃の風景が見たくて5月初旬を選びました。天気にも恵まれ、景観のタイミングはベストだったと思います。
マロンが一緒だったら、千里ヶ浜海岸の白い砂浜にも連れて行こうと計画していました。喜んで砂浜を走るマロンの姿が目に浮かびます。やっぱり思い立った時にすぐに行動するべきでした。いつも後悔ばかりです。