消せない思い(ペコ編)

マロン 10歳

長崎へ戻るのとほぼ同じ頃に運命的に出逢ったマロンとの暮らしもちょうど10年を経過しました。

物心がついた頃から常にうちにはワンちゃんが居ました。世話をしていたのは母親でした。私個人としては、今のマロンとの関係のようには親しくは接していませんでした。
これまでワンちゃんは全て外で飼われていました。ミックス犬のペコは茶色い毛色、ミックス犬ケンは白い毛色。ミックス犬ドンは白と茶の混じった毛色、そしてマルチーズのコロと、全てオスのワンちゃんがこれまでうちで飼われていました。

今回は最初のペコについて。
物心がついた頃から小学生の5〜6年生までの間一緒でした。
時々散歩に連れて行ってたのか?記憶は残っていません。「他に関心事が多い小学生」といえばそれまでです。
当初は古い「二軒長屋」の社宅で、ワンちゃんが飼える環境でしたが、次々に鉄筋5階建てのアパートが新築されて、とうとう引っ越す事になりました。
アパートでは飼えなくなったペコは可哀相に保健所へあずけられる事になったんだと思います。
ある下校時、小学校の校門を出たところで、町役場から檻に入ったペコたちがトラックの荷台に積まれ運ばれていく瞬間に出会いました。
多分ペコは、走り去るトラックから私に気がついて鳴いていたと記憶しています。
……ただ見送る以外に何もできなかった私。
小学生とはいえ、新しい住居に越せる事にばかりに気を取られていた自分が情けない思いでいっぱいになった瞬間です。
幼い頃の記憶が殆ど消えていく中で、この瞬間の出来事は消えません。むしろ消したくもありません。
何をどうする事もできなかったとは思いますが、あまりにも辛過ぎます。
もしもペコが誰かに保護されて、幸せな余生を過ごせていたならと願うことしかできません。

元気なのかな?

豆地蔵
鬼っ子

もう15年ほど以前の事になります。
長年険しい表情の鬼瓦の制作を続けていた鬼師が創る素朴で滑稽な人形達に偶然に出会う事になりました。

手伝いというか、多分邪魔をしていた?京都市内のデザインスタジオに、ある日「パンフレットを作って欲しい」と訪ねて来られたのが出会いのきっかけだったと思います。
パンフレット制作後は、信州等でのクラフト展、webプロモーション、神戸、京都での個展の企画等を手伝う事になりました。
「鬼っ子」、「豆地蔵」と名前をつけて、開催した個展にはたくさんの来場者があり新聞各社にもカラー写真入りで紹介されました。
現在は音信不通でご健在なのかも判りません。私が40才代半ばの頃に60才台の後半だったと記憶しています。当初は、やや気難しそうなおじいちゃんという印象でしたが、次第に仲良しになり、二人で何度も旅をする間柄となりました。
ある時は、クルマで信州の山奥の村や、出雲の温泉へ出かけたり、またある時は各駅停車の列車旅で城崎温泉へ出かけたりと、とても楽しかった思い出です。
 2011年の6月に出かけた蒸し暑い京都で短時間でしたが出会う機会がありました。金閣寺で待ち合わせ、高尾で鮎を食べました。
鬼師 眞鍋銀桜(いちろう)氏とはそれ以来会っていません。

元気にしてるのかな?

マロンが生まれた日

本日、マロン10才の誕生日を迎えました。🎉
そんなマロンが生まれた10年前の今日何をしていたのかが、ふと気になり調べてみました。
当時はまだ京都で暮らしていましたが、既に翌月末には長崎へ戻る事は決まっていました。
 さて、10年前の今日は何をしていたのか?
偶然にもこちらへ来ていました。土日と有給休暇を利用して法事で戻っていたのだと思います。
写真は、今は、といいますか今朝も出かけていた町内の海(大村湾)で撮影した一枚です。
この時の事はよく覚えています。
翌日には新幹線で京都へ戻りました。

それから2ヶ月足らずの12月上旬に初めてマロンを家族として迎えました。
そしてあっという間の10年。
これまで病気にかかる事もなく、健やかに育ってくれている事が何よりの日々です。

マルチーズがいっぱい!!

在りし日のエアポートライナー

まだ京都に住んでいた頃、お盆や正月の休みで帰省する際に、航空機を利用した時にはよく乗船していた船です。
今は、空港との定期航路は、時津便に一本化されて、町内からは競艇場を往復する船として運用されています。
エアポートリムジンよりは運賃が高かったのですが、乗船の時間が約20分と、圧倒的に早かったのが利用していた理由です。
当時も利用客は少なかったですね。この港からは、どこへ移動するにもアクセスが悪くて仕方のない結末だと思います。

Photo : iPhone 6s

香りが蘇ってくるようです

深夜にふと探し物をしていたらタバコが出てきました。
海外出張中にまとめ買いし、パッケージが気に入って残しておいたものだと思います。
これもジタンなんですが、この銘柄はアメリカンテイストというのか、あの独特の癖が全くなくて、当時がっかりしたのを覚えています。

今はほとんどタバコはやめていますが、両切りのジタン、ゴロワーズや、ハーフ アンド ハーフを久しぶりに燻らしてみたいものです。
なんてね。

Photo:Canon EOS M Canon EF-M22mm F2 STM